中高一貫校にいれたのに、末は博士か大臣か?
そんなに現実は甘くありません。
中高一貫校にいれたのに、何も知らないとお子さんは深海魚に、深海魚はまだましだけどはたまた「肩たたき」あうかもしれません。
そうならないために、中学受験終了後の今すでに競争はまた始まっています。
中高一貫校に入れたのに肩たたきって何?
中高一貫校に入れたのに、あの掲示板で受験番号を見つけて歓喜に満ち溢れたのに。
どんな名門校でも、少なからず勉強についていけなかったり、不登校になったりドロップアウトする生徒はいます。
そんな生徒は中3の2学期ころでしょうか?
学校から「高校へ行くと厳しくなりますよ」とやんわりと退場を勧告される、これがいわば肩たたきです。
また自主的に、中学を退学する生徒、高校受験しなおす生徒もいます。
過酷な競争社会を勝ち残って、名門進学校に進学して落ちこぼれる。
それは、お子さんも、親も辛いですね。
でも、どうして受験には合格したのに、落ちこぼれの深海魚になってしまうのでしょうか?
中高一貫校で深海魚になってしまう理由
名門中高一貫校、入学してくる子は様々です。
同じ塾で同じような偏差値帯で入学してきても、もともとのポテンシャルが、違います。
- 幼少のころから、塾等で鍛え上げられたお子さん。
- 4年生くらいから塾に行きつつ、スポーツをしながら受験勉強をしたお子さん
- 理解力、処理能力、暗記力が、並外れたお子さん
同じ学校に入っても、能力は様々
付け焼刃、勉強量勝負で合格を勝ち取ったお子さんの中には、中学の勉強についていけない可能性があります。
それは名門中高一貫校の多くは、6年分のカリキュラムを中学で終了させてしまうから。
上の子が中学に入って、部活も全力、塾は東進だけ?なのに全国テストで名前を出すような同級生もいることを知って、世の中同じ勉強が出来るというくくりで縛られる子どもたちであっても、ポテンシャルの差があることに驚きました。
はっきり言うと、同じ学校に入学してきた生徒も偏差値というレンジで見てもかなりの差があるのです。
神童とか言われるレベルのお子さんがいる一方、逆に「「なんであの子がここにいるの?」なんてことになります。
中高一貫校に入れたのに・・・にならないために
「灘中に合格した!」
「開成に合格した!」
と名門校に合格したと喜ぶご両親様
喜びの気持ちと裏腹に「まぐれだったかも」という偏差値帯で合格したことは自覚していらっしゃる方もいると思います
「中高一貫校に入れたのに、深海魚」とならないためにやれること。
入学前、中学受験終了後組は、勉強の習慣を止めないことと、英語、数学の先取りをやってください。
中学入学前、中学受験終了後の簡単で、コストミニマムな勉強方法は以下に紹介しています。
【2020年最新版】中学受験終了後の勉強ですべきたった2つのこと。
そして入学後は、塾だ何だと浮気せず、シッカリ学校の授業についていくこと。
周りが塾に行くから、スタートダッシュで塾なんて言っても、結局消化不良でどっちもどっち。
お子様は自信をなくしてしまうだけです
もし、中高一貫校に入れたのにと、今の時点で思っている中1、中2のお子様を持つ保護者様、現実をしっかり受けとめて、ブログやネットの情報をうのみにせず、学校の先生に相談に行ってください。
保護者様の判断で、折角名門校に入れたのに、深海魚、最悪肩たたきなんてことにならないように、しっかりわが子を見つめていきましょう。